ボールを持って、相手の逆を取る。

この作業だけでも結構ストレスだが。

４－３－３のトップ下、もしくはゲームメイクのポジションで、セスクファブレガスは、相手を背負って受けたのは一回だった。

ボールタッチのレベルは凄まじいが、それより凄いと感じたのは受け方だった。

トップスピードで動き回るのではないのに、受ける時はフリーの状態が出来ている。

アーセナルは、サイド攻撃が強いと思うが、そのワイドの選手にはセスクファブレガスを経由しての攻撃が多い。

間違いなく、ゲームの鍵を握っている選手だが、常にフリーで受け、ボールを受けた時にはすでに相手の逆を取っている。


こういう選手がいると攻撃はスムーズに仕掛けに入れるな。

昨日の練習では、スタートから緩くなっていた。


闘う事や磨き合う事から少し逃げたような感じだった。

ただ、ゲーム途中に一旦止めて話をしたら、その言葉に反応できる個が増えた。

2歩進んで1歩下がる、2歩下がらなくて良かった～。




練習は、もっと激しい方がいいな。



俺の言葉に反応して、新キャプテンに喧嘩売ったシュンスケ、良かったぞ。

コウキよ、シュンスケの仲間意識や向上心を受け取れたか？

やらなきゃいけないのに、手を抜いてたのは、お前だぞ。

仲間の想いを受け取れ。




リーダーとして引っ張れ。

グラウンドに来てみると、アホノリからエスコートは手違いがあってなくなったと言われた。

せめて、ブログに載せる前に言ってくれたら・・・

ぬか喜びされた方は、アホノリを恨んで下さい。



ほっとされた海の向こう側にいる矢野さん、良かったな。

ただ、今度会った時は言うだろうな～

「楽勝だったのに」と、勝ち誇った笑顔で。

またまた、エスコートキッズの話が入ってきた。

１１月２８日のロアッソｖｓギラヴァンツ、ＫＫウイングで。

今度は、ホームとアウェーの両方と言う事だ。

参加カテゴリーは、Ｕ-１２・１１とＵ-８・７（小６・小５と小２・小１）で行こうと思う。




ちょうど国見にいる頃に、アホノリから電話がきた。

「アルエットのオザトさんから、エスコートキッズのお誘いが来ましたが、どうしますか？」

隣には、なんとかなるの矢野がいる。

このタイミングは、間違いなく縁だ（なぁ～矢野と言わんばかりに見ながら）とばかりに引き受けた。





どうしようか？Ｔシャツ。今度は、「なんとかするだろ、矢野」とプレッシャーをかける。

うちの可愛い個達が、笑顔で待ってるぞとプレッシャーをかける。

最後に、ブログに載せるからとプレッシャーをかけて来た。







前回のＴシャツは６万位かかってる。今回は４５枚で倍くらいかかるが、大丈夫だろう。

なんとかする男、矢野さん。

大丈夫だよな～矢野さん。

 

久々にストレスのない夜を過ごせた。

昨日のトレーニングでは、個達がやらなければならない事を少しだが見せてくれた。

新U-15の抱えている課題を何度も何度も話した。その甲斐あってか、昨日のトレーニングでは球際、持つ力、声、負けず嫌い等が表現できていた。

もっと強く、もっと上を目指し、磨き合って頂きたい。

次に会うのが楽しみだ。




ゲーム前にある話をした。

今の高3でトリニータに行ったゲンキの卒業メッセージに、「良い仲間に恵まれた」と言う言葉があった。

この年代は、小学生年代では新人戦優勝・学童準優勝・選手権優勝の年代だった。上手い奴もいれば、激しい奴もいた。また、全員が上手かったわけではないが、みんなが上を目指して戦っていた年代だ。

中学になり、ゲンキが入ってきた。体が大きかったが下手だった。

入って来た時には、技術の差を感じていたと言っていた。

しかし、努力により足元も良くなり、最後は戦える個になった。

中3の高円は、県大会の準決勝でブレイズに逆転負けをしたが、素晴らしい試合をしてくれた。

大会後に、卒業までは中3だけで週2回トレーニングをした。

トレーニングスタート時は、いつもゆっくりだが、ゲームが始まると激しかった。

球際は強烈に奪い合い、あたりは激しく、スパイクの音と音が聞こえるようだった。時には喧嘩になるようなフインキもあった。

しかし、終わった後は、みんな仲が良かった。ワイワイ言いながら帰って行った。


最高の仲間。

己の技と心を磨くために手を抜かない個が揃った。

同じ方向（上手くなる、強くなる）を向いた個達。


レベルの高い仲間と磨き合う。

昨日は、そのスタートに立てたと思う。


あいつとトレーニング出来て良かったと思えるように、激しく磨き合え。







俺の言葉を理解し感じとれるようになりだした個達が出て来た事を嬉しく感じる。