VALEIA SC STAFF BLOG 鍛える 忍者ブログ
代表が綴る練習や試合や日々のつれづれ
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鍛える。鍛え過ぎは、伸びないのか?(教え過ぎとは違います)



まだまだ、鍛え方、玉を触る回数は少ないと思っている。




以前、高校野球のあり方がテーマにあった番組をみた。アメリカの流れの中、連戦の投球で肩が壊れるとか言っていたが・・・

松坂にしても、田中マー君にしても、ハンカチ王子の斎藤にしても、バリバリに活躍している。

理不尽な高校野球を通過し、プロで活躍している選手ばかりだ、日本プロ野球は。




本当に「鍛える」と言う言葉が、最近では聞こえない。(九州のジュニアユースやジュニアの町クラブには鍛えているクラブは沢山ありますが・・・鹿児島や北九州)


育成年代で、結果を出すためには「高さ、速さ、強さ」があれば、かなりの確率で結果は出るだろう。(中には、それでも指導力のないクラブは出ないが)

しかし、プロの世界を見てみると、本当にサイズだけではない。いかに、サイズとポジションやプレーがマッチしているかに見える。

長友にしても、香川にしても背は高くない。

現在、ヨーロッパで活躍している日本人の大半は180cm以下である。



日本人に出来る事、出来る技がある。

それを如何に極めた者だけが、世界で活躍しているように思う。




早熟な個達を集め、鍛えもせずに、磨いている振りをしながら全国を戦っていると勘違いをしているJ下部。

そんな、早熟系の個達が現在、本当に育っているのだろうか?



町クラブや学校部活を相手に、セレクトした早熟系で戦い、点差等で見下し喜んでいるようでは、先は暗い。





高校サッカーや町クラブは、Jユースに現在負けているが、何を勝ち負けにするかだ。

早い年代で、スカウトやセレクトで寄せ集めて結果を出して喜ぶか、先の結果を求めるかの価値観で、本当の勝敗が着くと思う。

素晴らしい早熟系の個達が、磨くと言う建前の中で、牙を削り取られ、エリートっぽくなって行き、ただの選手になって行く現状に危機感を感じる。






「鍛える」、「磨く=身につける」



「磨く=削り取る」のは、先でいいはずだ。


「磨く=身につける」が伸び代になる。


身に着けよう。持ち過ぎて怒られるくらいで、ちょうど良い。


「磨く=身につける」環境を俺達は作る。




理不尽に鍛える事が強さになる。

ヨーロッパで活躍する日本人の殆どが、高校サッカー上がりという現実。





現在いる我がクラブの個達や、高校サッカーに進んだOB達よ、磨き続ける事が勝利へとつながる。

磨きなさい。
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プロフィール
VALEIA SC

熊本県玉名郡長洲町を拠点とするバレイアサッカークラブで指導をしています。練習や試合の模様をお届けいたします。

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