代表が綴る練習や試合や日々のつれづれ
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ある記事を読んで、感銘を受けました。
高円宮杯を3連覇したのに、何故?
って・・・
春のグローバルで見た時の情熱。気持ちの部分があり、ユースながら、高体連のような感じも受けました。
<以下、ある記事から>
気持ちは勝利を引き寄せる。
近年、バルセロナサッカーの波及により、さらに技術、ポゼッション偏重になりつつある時代の流れの中で、忘れてはならない原始的な部分を、本気で信じ、変わらぬ情熱のままやり続ける。森山監督の象徴的な言葉の一つに、“気持ちには引力がある”という言葉がある。戦う気持ちがない者、ないチームに勝利は微笑まない。それはサッカーの世界では当たり前であり、サッカーをする以前の問題である。だが、それがおろそかになっている中で、愚直なまでにこだわる森山監督の姿勢は、見ていてすごく気持ちが良く、そして忘れてはいけないものが何なのかをいつも教えてくれる。
「試合中や試合前などは、細かい指示はあんまりしていません(笑)。『危なかったら全力で戻れ』、『チャンスだったら行け』とか、当たり前のことを言っています」(森山監督)
この言葉で選手が動くのは、それだけの過程を経ているからこそ。試合中はシンプルな言葉で、シンプルに意図を伝えることが大事で、そのためにはその言葉が持つ“重み”を選手たちに植え付けないといけない。森山監督はその重みを、植え付けるプロと言っていい。常日頃の指導、生活の中で意義と意味を堆積させ、いざという時に選手の頭、身体にシンプルかつ効果的に届く状態を作り出す。森山イズムの真骨頂はここにある。
3連覇を飾ったのは、森山イズム全開のサッカーを体現したからであった。だが、この快挙に水を差すような、非常に悲しいニュースがある。それは森山監督が今季限りでチームを離れてしまうことだ。この事実はあまりにも突然に周知のものとなった。コーチ時代を含めて、実に13年間もの間、広島ユースに情熱を注ぎ、今日のチームを築き上げてきた名将があっさりとその舞台から姿を消してしまう。それはあまりに唐突で、やりきれない。彼が築き上げた森山イズムは、サッカーにとってとてもシンプルで、かつ絶対に必要な要素であり、育成という観点からしても欠かせないものである。
『広島ユース=森山イズム』
この図式が崩れた先にあるものは何なのか。3連覇の輝きの裏で大きな損失を感じていくのは、まさにこれからかもしれない。
あえて、もう一度言おう。技術偏重の今のユース年代で忘れてはならないこと。それは勝負へのこだわりと執念。それを体現していた数少ないチームの広島ユースの灯は、一体この後どうなってしまうのか。それと同時に、森山佳郎という男の今後の人生にも、注目していきたい。必ず、どこかの育成の現場で、あの『熱』を感じられることを信じながら……。
高円宮杯を3連覇したのに、何故?
って・・・
春のグローバルで見た時の情熱。気持ちの部分があり、ユースながら、高体連のような感じも受けました。
<以下、ある記事から>
気持ちは勝利を引き寄せる。
近年、バルセロナサッカーの波及により、さらに技術、ポゼッション偏重になりつつある時代の流れの中で、忘れてはならない原始的な部分を、本気で信じ、変わらぬ情熱のままやり続ける。森山監督の象徴的な言葉の一つに、“気持ちには引力がある”という言葉がある。戦う気持ちがない者、ないチームに勝利は微笑まない。それはサッカーの世界では当たり前であり、サッカーをする以前の問題である。だが、それがおろそかになっている中で、愚直なまでにこだわる森山監督の姿勢は、見ていてすごく気持ちが良く、そして忘れてはいけないものが何なのかをいつも教えてくれる。
「試合中や試合前などは、細かい指示はあんまりしていません(笑)。『危なかったら全力で戻れ』、『チャンスだったら行け』とか、当たり前のことを言っています」(森山監督)
この言葉で選手が動くのは、それだけの過程を経ているからこそ。試合中はシンプルな言葉で、シンプルに意図を伝えることが大事で、そのためにはその言葉が持つ“重み”を選手たちに植え付けないといけない。森山監督はその重みを、植え付けるプロと言っていい。常日頃の指導、生活の中で意義と意味を堆積させ、いざという時に選手の頭、身体にシンプルかつ効果的に届く状態を作り出す。森山イズムの真骨頂はここにある。
3連覇を飾ったのは、森山イズム全開のサッカーを体現したからであった。だが、この快挙に水を差すような、非常に悲しいニュースがある。それは森山監督が今季限りでチームを離れてしまうことだ。この事実はあまりにも突然に周知のものとなった。コーチ時代を含めて、実に13年間もの間、広島ユースに情熱を注ぎ、今日のチームを築き上げてきた名将があっさりとその舞台から姿を消してしまう。それはあまりに唐突で、やりきれない。彼が築き上げた森山イズムは、サッカーにとってとてもシンプルで、かつ絶対に必要な要素であり、育成という観点からしても欠かせないものである。
『広島ユース=森山イズム』
この図式が崩れた先にあるものは何なのか。3連覇の輝きの裏で大きな損失を感じていくのは、まさにこれからかもしれない。
あえて、もう一度言おう。技術偏重の今のユース年代で忘れてはならないこと。それは勝負へのこだわりと執念。それを体現していた数少ないチームの広島ユースの灯は、一体この後どうなってしまうのか。それと同時に、森山佳郎という男の今後の人生にも、注目していきたい。必ず、どこかの育成の現場で、あの『熱』を感じられることを信じながら……。
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プロフィール
VALEIA SC
熊本県玉名郡長洲町を拠点とするバレイアサッカークラブで指導をしています。練習や試合の模様をお届けいたします。
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