今の中3と試合が出来るのも、後僅かだ。


九州リーグが残り1つ、高円宮杯が九州大会が１～ ２、勝てば全国もだが…


いずれにしても、あと僅かだ。


そして、前節の九州リーグを流した個達に、がっかりし、明日はベンチにも入らない。


この九州リーグも、高円宮杯も、アディダスカップも、これまでの先輩達が築き上げて来た財産なんだ。


今回、九州リーグを戦う事になり、大変良い経験が出来た。


そして、来期も残る事が出来たのは、個達の頑張りと成長だ。


前期は4位で折り返したが、後期はなかなか結果が出ず、4節前迄は黒星が続いた。


その状況は、勝ちを急ぎずて、我々の持ち味を出せずにいた。他に、チームが一つにまとまらなかった事も。


日章戦後に、もう一度基礎を見直し、ゆっくりとゆっくりと剥がしながらを確認した。


個達は、勝ちたいが為に早く前に前にになっていたし、面白さを失っていた。


九州リーグでは、「残留」という事や順位等は、一切話していない。ミーティングでも。


ミーティングでは、ディフェンスの確認と面白いプレー、良い表現をしようとだけ話した。



良いプレーが出来た、面白いプレーが出来た事が、結果に繋がったんだ。




見ている俺が楽しみ、見ている人を魅了し、そして何よりやっている個達が楽しむ事が、1番大事な事だ。




それだけに、試合を大事にしない個達に悲しい。



全ては、自分の為にやっているはずだ。なのに…

サポートしてくれた親や祖父母、先輩や後輩達に、真剣に戦うことが感謝だろう。

自分の為にやっている、やらせて貰っていることへの感謝は…


一緒に戦えるのも、あと僅かだ。

一試合でも多く見ていたい。